2020年3月29日(日)
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ヒールアップすると何が良いの?体が硬いゴルファーにヒールアップがオススメな理由

ケガ&痛み
この記事は約5分で読めます。

「ヒールアップ」

って皆さんしていますか?

「ヒールアップはしない方がいい」

「今はベタ足が主流だから」

などいろいろな考えがあるかと思いますが、 体に負担のかからないスイングをするためにはヒールアップはオススメです。

特に体が固い方や腰痛がある方は特にヒールアップをするべきだと思います。

以前、ベタ足スイング体が柔らかい人向けのスイングだと解説しました。

ベタ足スイングに潜む危険性。 過度な練習は腰やひざを壊すことに。

このヒールアップ体が硬い人向けのスイングだと言えるでしょう。

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ゴルフにおけるヒールアップとは?

ヒールアップという言葉を知らない方のために、まずはヒールアップとはどのようなものなのかを解説していきます。

ゴルフスイングにおけるヒールアップとは、テイクバックからトップの時に左のかかとを上げる動きです(右打ちの場合)。

アドレスの位置からずれないように、当然つま先はつけたまま左のかかとだけが離れます。

海外のプロゴルファーでヒールアップをしている代表的な選手といえば、おそらくマシューウルフが有名でしょう。

マシューウルフのヒールアップ

Twitter:テーラーメイド Japan (@TaylorMadeJapan) より引用(一部改変)

彼ほど極端にかかとをあげなくても、アマチュアの方は少し浮かすだけで様々なメリットがあります!

ヒールアップがもたらすメリットは?

ではヒールアップをすると何が良いのでしょう?

ヒールアップによるメリットとしては大きく2つあります。

・テークバックで体が回りやすくなる
・右足に重心を移動しやすくなる

さっそく、それぞれを詳しく見ていきましょう!

テークバックで体が回りやすくなる

まずは、テークバックで体が回りやすくなることについてです。

スイングの基本として、テークバックからトップにかけては股関節が45°回ります。

それに加えて胸椎(背骨)とが45°回ることによりトップの位置では肩が90°まで回っています。

股関節と肩がそれぞれ45°回る

しかし股関節が固い人や背骨が固い人は、なかなか90°までトップを回旋することができません

この時に左足のかかとをヒールアップすることによって、股関節が回りやすくなり体が硬い方でも90°まで肩を回すことができるようになります。

直立した状態でも体を大きく後ろにひねろうとすれば、自然とかかとは浮いてきますよね?

体を回せばかかとは上がる

特に男性の方や高齢の方などは、股関節や背骨の動きが硬くなってきます。

そのためヒールアップをすることによってトップを深くすることで、体に負担をかけずにスイングすることができるようになります

右足に重心移動しやすくなる

もう一つのメリットとしては、右足に重心を移動しやすくなることです。

テークバックからトップにかけて重心は真ん中から右足の方へ移動していきます。

この時に左足に体重が残ったままだと、上体が前に突っ込んだ状態(リバースピボット)になってしまいスウェーや側屈の原因になってしまいます。

さらにそのままインパクトを迎えることにより、体重が右足に残ったままスイングしてしまうので右方向への側屈が強くなり腰を痛める原因にもなります。

縦に回し過ぎると2つのラインに角度ができる

しかしヒールアップすることにより左のかかとが上がるため、左に体重がかけづらい状態になり自然と右足に重心を移動することができます。

ヒールアップすると右足に重心移動しやすくなる

トップを作った後は浮いた左足のかかとを地面に下ろしてくることにより、左足に重心移動するきっかけになりスイング中にスムーズな重心移動が行えるようになります。

ヒールアップがオススメなのがどんな人?

ではどんな人にヒールアップがオススメなのでしょうか。

冒頭でも述べたように男性や高齢の方をはじめとした股関節や背骨が固い人や、スイングをしていて腰が痛い人にはぜひ試して欲しいスイングです。

股関節や背骨が固い人

まず初めに股関節背骨が硬い方にはヒールアップがお勧めです。

最初の方でも述べたように股関節や背骨が硬い方は体を回旋させにくいため、深いトップを作ることが難しいです。

深いトップを無理やり作ろうとしてひざを捻ってしまったり代償的な動きをすることで、体を痛める原因にもなりかねないので注意が必要です。

ヒールアップをすることにより左の骨盤が前方に来るため、体が右に回りやすくなり深いトップを自然と作れるようになります。

ヒールアップ

スイングしていて腰が痛い人

次にスイングをしていて腰が痛い方にもオススメです。

1つ目に書いたように、体が硬い方は腰をひねることによって深いトップを作ろうとすることがあります。

体に負担のかからないスイングをするためには、股関節胸椎回旋をしていくことが重要になります。

しかしこの2つは特に硬くなりやすい関節のため、その動きを補うために腰を過剰にひねってしまうことがあります。

また体が硬くてしっかりトップを作れないため、体を側屈することによってトップを作ることがあります。

側屈とは、正面から見て背骨が横方向に曲がる動きです。

股関節が硬いと側屈しやすい

この場合も側屈することにより、片方の背骨の関節に強い負担がかかり腰を痛める原因となります。

背骨の関節は小さい

背骨の一つ一つを拡大すると、左右2つの小さい関節(椎間関節)で動いています。

側屈はここに大きな負担をかかり、腰痛の原因になっているんですね。

オープンスタンスに取り入れるのもOK

前回の記事でインパクト以降体が止まってしまうことや腰に痛みがある方は、オープンスタンスにするのも良いと紹介しました。

アドレスにおいて足の向きはどう決める?オープンやクローズスタンスは何が良いの?

しかしオープンスタンスのデメリットとしてテイクバックが回りにくくなってしまうということがありました。

それを解決するためにもヒールアップは良いです。

オープンスタンスとヒールアップの組み合わせ

オープンスタンスの方はヒールアップと組み合わせることで、互いのデメリットを補うことができて体に負担の少ないスイングをすることができると思います。

まとめ

いかがだったでしょうか?

ゴルフ場に行くとヒールアップは特に高齢の方に多い印象ですが、股関節や背骨の硬さを補うためには理にかなったスイングなんですね。

普段から腰痛がある方も、体のどこかに硬さがあるのが原因かもしれません。

そのため一度ヒールアップしたスイングを試してみてはいかがでしょうか?

トップが作りやすくてびっくりするはずです。

体は一つをかばうと他の部分に悪影響を及ぼすようにできています。

そのため、ヒールアップのようにスイングを見直して負担のかからない動きを見つけていくことも重要ですよ!

何かわからないことがあれば気軽にメッセージ待ってます!

ここまでご覧になっていただき、ありがとうございました!

ケガ&痛み 上達
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ケイ

<資格>
理学療法士(整形外科勤務)
EAGPT Golf Physio Trainer

<活動内容>
北海道のゴルファーの競技寿命を伸ばすために、メディカルチェックなどの活動をしています。

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