意外と多いゴルフ中の足首のケガ。 「ねんざ」しないスイングと対処法とは??

ケガや痛みの予防
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この記事では、

・ゴルフスイングで気をつけるポイント
・ねんざの原因と対処法
・スイングのチェックポイント

について解説しています。

こんにちは!
いつもご覧いただきありがとうございます。

ゴルフフィジオトレーナーのケイです。

「ねんざ」っていうと、バスケットとかバレーボールみたいな激しい動きをするスポーツに多い印象ですよね?

しかし、我々ゴルファーにも実は「ねんざ」する人が多いのです。

実際に病院にもゴルフをしていて「ねんざ」をした方が何人も来られているので、どんなところに気をつければ良いのかを中心に解説していきます。

また、「ねんざ」は一度ケガすると反復しやすいです。

なので、過去に「ねんざ」をしたことがある方はどんなスイングをすれば良いのかも紹介します。

「ねんざ」は感じで書くと「捻挫」です。

難しいのですが、ひらがなだと読みにくいので記事の中では「捻挫」と書いていきますので、ご了承ください。

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ゴルフではいつ「ねんざ」しやすいのか?

ゴルフにおいて捻挫しやすいのは以下の場面です。

・スイングのフィニッシュ
・ライが悪いところを歩く
・カートの乗り降り

下二つは一見ふざけていると思われがちですが、非常にここで捻挫をして病院に来られる方が多いです。

捻挫は横方向に受傷することが多いので、基本的に左右にバランスが崩れた時に起こります。

では回転運動であるゴルフスイングではどのように捻挫する可能性が多いでしょうか?

フィニッシュで左足がめくれている人は注意

すでにお気づきの方もいるかと思いますが、スイングにおいてはフィニッシュの時に捻挫をしやすいです。

フィニッシュの時に基本的には左足にほとんどの体重が乗ると思います。

この時に正しいスイングでは、左足の裏全体で体重を支えています。

しかし左足の外側に体重が乗ってきてしまうと、いわゆる「足がめくれる」状態になり捻挫の危険性があります。

フィニッシュで捻挫しやすい

この足がめくれる動きを「内反」と呼びます。

なかなか意識しない部分なので気付きにくいかもしれませんが、一度打った後に確認してみてください

もしくは、ゴルフシューズの左足の外側のスパイクが減りやすい方はこんなスイングになっている可能性が高いですよ!

本来、足の外側にはあまり体重はかからないので外側のスパイクが減る人は注意です。

意外と多いカートの乗り降りでの受傷

意外とスイング以外の原因で多いのが、カートの乗り降りや移動中に起こる捻挫です。

ゴルフは他のスポーツとは違い、頻繁にカートに乗ることが多いです。

特にセルフプレーが多い我々アマチュアは。

カートの乗り降りで捻挫する具体的な例としては、

・完全に止まらないまま降りようとする
・降りたところが足場が悪かった

などで捻挫する方が多いです。


また、ゴルフは斜面や深い芝生(ラフ)の上を歩くことが多いスポーツです。

常に舗装された道路の上を歩いている訳ではないので、傾斜や障害物などがあることにより捻挫をしやすいです。

若くて普段から運動をしていて反射神経に自信があるという方なら問題ないかもしれませんが、普段から歩き慣れていない人は特に注意が必要です。

ボールまで一直線に駆け足で向かうのもファストプレーとして重要ですが、地面の状態が悪いところを避けてプレーするのも重要なんです。

サイズの合わないゴルフシューズも捻挫の原因に

捻挫はとっさに起こるケガなので、正直予防することは難しいです。

私自身もスポーツや普段の生活で何度か捻挫をしています。

しかし、少しでも捻挫のリスクを減らすことができる方法があるのです。

それは、「サイズのあったゴルフシューズを履くこと」です。

サイズが大きいゴルフシューズ を履いていると、靴の中で足が動いてしまいます

そうするとしっかり踏ん張ることができず捻挫しやすくなります。

また、靴紐をしっかりと締めずに履いている場合も捻挫をする原因になります。

最近ではボアタイプ(カチカチとダイヤルを回す式)の物も出てきており、簡単に靴紐を締めれるようなモデルもあります。

ボアタイプのゴルフシューズ

なので、締めるのが面倒な方はそういうものを選ぶのも良いかと思います。


では、捻挫すると足首はどうなるのかをみていきましょう。

捻挫とは靭帯が損傷すること

捻挫とは靭帯が損傷することです。

足首周りにはいくつもの靭帯があり、関節を安定するのに役立っています

その靭帯が伸びたり切れたりすることが捻挫と呼ばれています。

受傷の程度によってグレードとして分けられており、

・靭帯が伸びるだけ→1度捻挫
・靭帯の一部が切れる→2度捻挫
・靭帯が完全に切れる→3度捻挫

と、3段階に分かれています。

ちょっと捻ったくらいで歩くのは問題ない程度の捻挫はほとんどが、1度捻挫だと思います。

内側に捻るねんざが多い

捻挫のほとんどは内反捻挫と言って、内側に捻るパターンが多いです。

自分の足首を動かしてみるとわかりますが、外側に捻る(外反)よりも内側に捻る(内反)方が動きが大きいですよね?

これは足首の関節が元々内側に少し傾いているからなんです。

内外の2つのくるぶしの高さを比べてみると、外側の方が少し低いのがわかりますか?

外くるぶしの方が低い

これが内反しやすい原因の一つなんです。

外くるぶしの靭帯が伸びたり切れたりする

では内反捻挫をするとどんな靭帯が損傷するのでしょうか?

内反することで外側の靭帯が伸びることは想像できますか?

外くるぶしの周りには大きく3つの靭帯が付いていて、これらの靭帯が捻挫によって伸ばされたり切れたりすることになります。

捻挫で伸びる靭帯

靭帯は関節を安定させるのに役立っており、骨と骨を繋ぐのに重要な支えとなっています。

この靭帯が損傷することにより関節が緩くなってしまうため、捻挫はクセになりやすいと言われているんですね。


ではゴルフで捻挫をしないためにはスイングのどこに気をつけていけばいいのでしょうか?

具体的な対処方法も交えて紹介していきます!

捻挫しないためのスイングとは?

捻挫しないためには、最初に紹介したように「足をめくれない」ようにすることが重要です。

しかし、足がめくれてしまうのはあくまでも動きの結果なので、その前の段階で対処することが必要になります。

フィニッシュでのチェックポイント

フィニッシュで内反しないために重要なポイントはずばり、

足裏の内側に体重が乗っているか

です。

人間の足の裏には土踏まずがありますよね?

内側が土踏まずによって高くなっているのは、体重を支えるためにあるのです。

これが外側に体重が乗ってきてしまうことで、足の裏で体重を安定して支えきれず内反してしまいます

つまり捻挫を防ぐには内側への荷重を意識することが重要になってきます。

内側に体重を乗せる

ゴルフスイングは左足への荷重の移動をしながら回転するので、どうしても左足の外側まで体重が流れてしまいがちです。

足の外側まで体重が流れてしまうとひざにもストレスがかかります。

そうすると捻挫だけでなく、ひざを痛める可能性もでできてしますのです。

ゴルフ中にひざが痛い方へ。向きや角度が重要で、固定しすぎも痛める原因に!

しかし、左足の内側への荷重を意識して外側に流れすぎないようにすることで内反を防ぐことができます。

また、体が外側に流れるのは股関節周りの筋肉の弱さも影響してきます。

お尻周りの筋肉を使って左側に壁を作ることで体重が外に流れるのを防ぐことができるんです。

https://golfphysio-jp.com/hip-training/

足首が不安な人はつま先を外に開こう

捻挫がクセになっていてどうしてもスイングが不安だという方は、つま先を外に開いておく方法があります。

つま先を外に開いておくことで、フィニッシュで体が左に回旋して体重が乗ってきても内反しにくくなります。

つま先を開くと内反しにくい

最初は少し違和感があるかもしれませんが、インパクト以降の体の回旋がしやすくなったりフィニッシュが安定したりとメリットは色々ありますよ!

左足下がりとつま先下がりに注意

特にコースにおいては左足下がり(打ち下ろし)とつま先下がりに注意が必要です。

左足下がりは前に突っ込みやすいので、左足の外側に体重が流れやすいです。

これは容易に想像がつくかと思います。

さらに、つま先下がりでも注意が必要です。

内反はつま先が下を向いている方が大きく動きます

つま先が下を向くと内反しやすい

そのため、つま先が下を向いたままアドレスを取らなければいけないつま先下がりにおいては、内反が大きくなりやすいのです。

そのためこの2つのライでは特に注意してスイングすることが重要です。

まとめ

今回はゴルフで多い捻挫の原因と対処方法について紹介しました。

捻挫は軽くみられがちですが、繰り返すことも多く完治しにくいので厄介なケガです。

今一度自分のスイングをチェックして、左足がめくれていないかどうかを確認してみてください。

過去に捻挫をしたことがあっても、左のつま先を外に開くなどの修正をすれば内反のリスクを軽減できるので、ぜひやってみてください。

何かわからないことがあれば気軽にメッセージ待ってます!

ここまでご覧になっていただき、ありがとうございました!

 

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ケイ

<資格>
理学療法士(整形外科勤務)
EAGPT Golf Physio Trainer

<活動内容>
北海道のゴルファーの競技寿命を伸ばすために、メディカルチェックなどの活動をしています。

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