アドレスにおいて足の向きはどう決める?オープンやクローズスタンスは何が良いの?

ケガや痛みの予防
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突然ですが、アドレスのつま先の向きってどうしてますか?

また足の位置はまっすぐですか?それともオープンスタンスクローズスタンス

アドレスの時の足の位置によってスイングにはいろんな影響を与えます。

前回は足の幅によってスイングが変わるということを紹介しました。

アドレスにおけるスタンス幅はどう決める?足の位置によってスイングは変わります。
アドレスの時の足の幅をどれくらいにすればいいのかわからないそんな悩みをあなたは抱えているのではないでしょうか。今回はアドレスの足の位置によってスイングにどのような変化が起きるのかを運動学的に解説していきます。これを読めばあなたの最適なスタンス幅が見つかるはずです!

今回は体の痛みがある方も足の位置を変えることによって、症状が軽減できるということをお伝えします。

ひざが痛い!が痛い!という方は、アドレスの時の足の向きを見直してみるのも良いかもしれません。

こんにちは!
いつもご覧いただきありがとうございます。

ゴルフフィジオトレーナーのケイです。

今回は具体的には、

・つま先を開いた場合
・オープンスタンスの場合
・クローズスタンスの場合

における体の動きの変化について見ていきましょう。

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つま先を開いた方に体は回りやすくなる

まずはじめにつま先を開いた場合です。

ちなみに開くつま先は左足です。(右打ちの場合)

左のつま先を開く

左足のつま先を開くことによって

・インパクト以降に体が回りやすい
・トップが浅くなりやすい

という変化が起きます。

それぞれを詳しく見ていきましょう。

インパクト以降に腰やひざが痛い人は左のつま先を開こう

左足のつま先を開くことによって、インパクト以降に体が回りやすくなります

特にボールをインパクトした後に体が止まってしまう方ひざに負担がかかりやすいです。

インパクト後に体は左方向へ回転して行くため、ひざには反時計回りのねじれのストレスがかかります。

しかし左の足を開く事によってねじれのストレスを減らすことができ、ひざの痛みがある方は軽減されることもあります。

つま先を外に向けたアドレス

上から見た場合の図です。

インパクト以降に骨盤は左を向きますが、この時につま先の向きとひざの向きが揃うのでねじれのストレスがかかりにくいです。

また体が止まってしまうことにより、腰が過剰にねじれて腰の痛みが出る方もつま先を開くことは有効です。

チーピンなどの引っ掛けが出る方もインパクトの後に体が止まっていることが多いので、つま先を開くことによって改善することができます。

トップが浅くなりやすい人はヒールアップしてもOK

しかし、左足のつま先を開くことによって骨盤が右に回りにくくなるためトップが浅くなりやすいです。

オーバースイングなどで体が回りすぎて悩んでいる方にはメリットだと思います。

しかし体が硬い方はトップが浅くなることはデメリットとなると思います。

体が柔らかい方はつま先を開いても、トップはしっかり肩が90°になるまで回すことができます。

しかし体が硬い方は股関節や上体が回りにくくなり、肩がしっかりと回りません。

体が硬くてトップが浅くなりやすい方は、左のかかとをヒールアップしても OK です。

ヒールアップすることにより骨盤は右に回りやすくなるため、しっかりとした深いトップを作ることができます。

ヒールアップするとトップが深くなりやすい

ヒールアップに関しては他の記事で紹介してますので参考にしてください。

オープンスタンスだと何が変わる?

次にオープンスタンスに関してです。

オープンスタンスとはアドレスの時に右足よりも左足を後方に引いて構えるスタンスです。

オープンスタンスとは

人によって開く程度は異なりますが、大きくても右足の半分ぐらいまで左足をひいてスタンスを取ることが多いです。

実はオープンスタンスは左足のつま先を開くのと同じような変化があります。

つまりフォローで体が回りやすいのと、トップが浅くなりやすいということです。

フォローで体が回りやすい

オープンスタンスでもインパクト以降の体が回りやすくなります。

しかし体の負担に関して言えば、左足のつま先を開くよりもオープンスタンスにしたほうが腰にかかるねじりの負担は減少します。

インパクトからフィニッシュにかけて腰が痛い方は、オープンスタンスにしたほうが負担を減らせると言えるでしょう。

股関節が硬いとトップが浅くなりやすい

さらに左足のつま先を開いた時と同じくトップが浅くなりやすいです。

しかしオープンスタンスにしたほうが自然とヒールアップが起きてトップを作れます

ヒールアップが起きると左足に体重をかけることが難しく自然と重心が右足に乗ります

そうするとリバースピボットのように左足に体重が残ることはなくなり、しっかりと右足に体重かかった状態でトップを作ることができます。

しっかりとしたトップを作るには、股関節の内旋という動きが重要になります。

内旋は特に男性で硬くなりやすいので、十分な柔軟性があるかどうかを一度チェックしてみてください。

飛距離や腰痛で悩んでいる方へ。スイングのとき右の股関節回ってますか??

クローズスタンスだと何が変わる?

クローズスタンスはオープンスタンスとは逆に右足を少し引いて構えるスタンスです。

クローズスタンスとは

こちらも程度は人それぞれですが足を後ろに引きすぎると、クローズスタンスのデメリットが大きくなってしまうので大きくても左足の半分ぐらいまで右足を引くことが多いです。

クローズスタンスにすることによって、

・骨盤が右に回りやすくなる
・インパクト以降に体が止まりやすくなる

という変化が起きます。

またクローズスタンスにするとダウンスイングにおいて、クラブがインサイドアウトに降りやすいという変化もありますが、今回は体の動きについての解説なので割愛します。

すみません。。。

深いトップを作りやすい

クローズスタンスにすると骨盤が右に回りやすくなり、深いトップを作りやすくなります。

特に股関節が固くてトップがなかなか深く回らない方は、右足を少し引くことによってスムーズにトップを作ることができます。

体が硬いのにトップを無理に深くしようとすると、右ひざが伸びきってひざを痛めてしまったり体が左に側屈してしまい腰を痛める原因になります。

インパクトで体が止まり腰に負担がかかりやすい

クローズスタンスのデメリットとしてはインパクトの後に体が止まりやすいことです。

体が止まってしまうとチーピンなどの引っ掛けになってしまったり、フィニッシュで過剰に腰をひねってしまう可能性があります。

股関節が回らないと腰に負担がかかる

また左足が前にあるため、フィニッシュで左ひざにねじれのストレスが強くかかってしまいます。

そのため左ひざに痛みがある方は注意が必要です。

このデメリットを解決する方法としては、最初に紹介したように左足のつま先を少し外に開くということです。

つま先を開けばクローズスタンスのデメリットは解消できる

左足のつま先を外に開くことによりインパクト以降も体が回りやすくなり、体が止まりやすいというデメリットを解決してくれます。

症状別スタンスのまとめ

最後に体の症状別におすすめのスタンスをまとめてみます。

足首が痛い、ねんざの不安がある方

足首が痛い・捻挫の不安がある方は、左足のねじれのストレスを減らすことが大事です。

そのためスタンスとしては、

・左足のつま先を開く
・オープンスタンスにする

のどちらかにする事で、インパクト以降の体の回旋ストレスを逃しやすくすることが効果的です。

インパクト以降に左ひざが痛い方

左ひざが痛い方はインパクト以降の体のねじれが、左ひざにストレスとなっている可能性があります。

そのためスタンスは、

・左足のつま先を開く

ことにより、左ひざのねじれのストレスを減らすことができます。

トップまで回すと右ひざが痛い方

右ひざが痛い方の多くはテイクバックからトップにかけて右ひざが伸びてしまったり、内側に入ってしまったりしていることが多いです。

そのためスタンスとしては、

・クローズスタンスにする

それにより体が右に回りやすくなり右ひざのストレスも減ると思います。

腰が痛くてトップが作れない方

トップを作る時に腰が痛くなる方は、右の股関節が硬くしっかり回せていない可能性があります。

そのため股関節の柔軟性を補うために、

・クローズスタンスにする

ことで必要な右股関節の内旋の動きを減らしてくれるため、腰に負担をかけずに深いトップを作ることができます。

インパクト以降に腰に痛みがある方

インパクト以降に腰に痛みがある方左の股関節が回っていない、もしくは腰が右に側屈している可能性があります。

縦に回し過ぎると2つのラインに角度ができる

そのためスタンスとしては、

・つま先を外に開く
・オープンスタンスにする

ことによって左股関節の柔軟性を補うことができ、腰にかかるねじれのストレスを減らすことができます。

いかがだったでしょうか?

このようにスタンスを変えることによって、ひざや腰などにかかるストレスを減らすことができ痛みがなくスイングをすることができるようになります。

体に不調がある方はぜひ自分のスタンスを見直してみてください。

何かわからないことがあれば気軽にメッセージ待ってます!

ここまでご覧になっていただき、ありがとうございました!

ケガや痛みの予防
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ケイ

<資格>
理学療法士(整形外科勤務)
EAGPT Golf Physio Trainer

<活動内容>
北海道のゴルファーの競技寿命を伸ばすために、メディカルチェックなどの活動をしています。

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