ゴルフで肩を縦回転するスイングのデメリットとは?

ケガや痛みの予防
この記事は約5分で読めます。

前回はベタ足スイングの危険性について書きましたが、

今回は肩を縦に回すスイングのデメリットについて紹介します。

レッスンでは良いところしか紹介されていないことが多いですが、

実際にはやりすぎることによって身体に負担をかけていることも多いのです。

こんにちは!
いつもご覧いただきありがとうございます。

ゴルフフィジオトレーナーのケイです。

この記事では、

・肩を縦に回すという意味
・スイングをして腰が痛い人がなりやすい動き
・正しく肩を縦に回すには?

という内容について書いています。

特に腰が痛い方は必見ですよ!

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肩を縦に”回す”とは??

そもそも「肩を縦に回す」とはゴルフスイング独特の表現です。

テークバックの時に左肩が下がり、右肩が上がるように見えます。

反対にフォロースルーにかけては左肩が上がり、右肩が下がります。

肩を縦に回すとは?

これが正面から見ることで肩が縦に回転しているように見えるためこのような表現をします。

よく見る練習方法として、真下に空手の正拳突きをするようなイメージで行うと紹介されているものが多いです。

肩を縦に回すのは正拳突き

では肩を縦に回すことによって何が良くなるのでしょうか?

肩甲骨がしっかり動きやすくなる

多くのゴルファーはボールに当てようとするあまりテイクバックで肩が回ってないことが多いです。

またインパクトでしっかりボールを見ることによって、フォロースルーにかけて体が止まってしまうことも多いです。

正しいスイングではトップの位置に来た時には肩が90°回っているとされています。

トップでは90°肩が回る

しかしテイクバックの時に肩の回転が浅いことによって、クラブがアウトサイドインから入ってしまいます。

これがスライスが出てしまう原因の一つになります。

朝一でスライスが出やすいのもこの肩が回ってないことが原因の場合が多いですね。

では肩を縦に回しすぎることで何が負担になるのでしょうか?

肩を縦に回しすぎると腰痛になりやすい

実は肩を縦に回し過ぎる事により、腰に負担がかります。

肩の動きの話なのに腰が関係あるのかと思うかもしれませんが、実は深い関係があるんです。

ポイントは、「肩と腰の2つのラインの角度」にあります。

肩のラインと腰のラインに角度ができる

肩を縦に回す事で腰に一番負担がかかるのは、インパクトにおいてです。

両方の肩を結んだところと、腰のウエストに線を引いてみましょう。

縦に回し過ぎると2つのラインに角度ができる

通常のスイングに比べて、肩を縦に回すことを強く意識したスイングは2本のラインの角度が大きいことがわかると思います。

この2本のラインの角度は腰の側屈を表しています。

プロでも特に外国の高身長のプレーヤーに多いフォームですが、側屈が大きいため腰を痛めたりヘルニアの手術をしたりと負担がかかっている人が多いんです。

では側屈がなせ負担になるのでしょうか?

側屈は腰に負担がかかり痛みに繋がる

側屈とは背骨が真横に曲がる動きを指します。

この側屈は背骨の動きの中でもっとも負担がかかる動きです。

腰椎(腰の背骨)は5つの骨(椎体)が積み重なって構成されています。

それぞれの骨は左右にある2つの小さな関節によって、前後左右に動くようになっています。

背骨の関節は小さい

 

しかし側屈をすることで、片側の関節に大きな圧迫力がかかってしまいます

このままスイングの回旋の動きをすることで、腰を痛める原因になってしまうのです。

腰に負担をかからないスイングにするには?

肩を縦に回す動きはとても重要ですが、極端な動きは負担になります。

ではどうやって肩を回すようにすればよいのでしょうか?

意識は縦に回すけど、あくまでは軸は背骨

肩を縦に回すのは、あくまでも背骨に対して縦が理想です。

背骨に対して縦に回す

縦というと床に対してというイメージになりますが、そうすると先ほどに紹介した側屈が生じてしまいます。

負担のかからない理想的なゴルフスイングは、背骨を軸として回転することが重要です。

アドレスの時点で前傾をしてるので、背骨は少し前方に傾いています。

その軸に対して垂直に肩を回すことで、縦に回っている事になるんです。


では自分のスイングはどこをチェックすれば良いのでしょうか?

トップで左肩が下がり過ぎないように

スイングのチェックポイントとしては、トップのポジションに来た時に左肩が下がり過ぎていないかを気をつけると良いと思います。

トップで左肩が下がらないように

テークバックからトップにかけては肩は時計回りに縦回転します。(正面から見た場合)

この時に縦の動きが強過ぎると左肩が極端に下がったトップの形になってしまいます。

この状態からインパクトをむかえると、今度は反対の動きをするので右肩が下がります。

そうすると右の側屈が大きいインパクトになってしまい、腰に負担がかかるのです。

なかなか一人でスイングをしていても、自分のフォームはわからないので実際に撮影してみることが大事です!

ゴルフスイングを撮影して上達しよう!正しい撮り方やアプリを紹介

大きなボールやカゴを左右に振るイメージで

クラブは軽いので手でヒョイとあげようと思えば上げられます。

そうするとクラブを上に上げるほど、トップの時に左肩が下がりやすくなります。

側屈を防ぐためには、

「大きなボールやカゴを左右に振るイメージ」

でスイングをすると、背骨を軸に回旋できて側屈しないスイングの練習になるかと思います。

重いものを投げるイメージでスイング

重いものを左に投げる時に、体を左に傾けて左肩を下げたりはしませんよね?

肩を縦に回す練習も重要ですが、側屈が出過ぎてしまうなーという方は練習に取り入れてみるのも良いです。

 まとめ

肩を縦に回す時は、前傾の軸に対して”縦”にということでしたね。

インパクトの時の側屈が大きい事による、腰のケガは非常に多いです。

上達のためにいろいろなレッスンを試してみるのも良いですが、体を壊さないように気をつけながら練習しましょう!

重要なポイントは、

「側屈は腰痛の一番の原因」

ということです。

何かわからないことがあれば気軽にメッセージ待ってます!

ここまでご覧になっていただき、ありがとうございました!

ケガや痛みの予防
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ケイ

<資格>
理学療法士(整形外科勤務)
EAGPT Golf Physio Trainer

<活動内容>
北海道のゴルファーの競技寿命を伸ばすために、メディカルチェックなどの活動をしています。

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